自社での社員素行調査

社員の素行調査を自社で行う場合は、対象者の周りにいる社員への聞き取り、抜き打ちでデスク内の抜き打ち検査などが挙げられます。

聞き取りや検査を定期的に行うことが不正を未然に防ぐ一助となるかもしれません。

探偵事務所に社員素行調査を依頼

探偵事務所に依頼すると、尾行や張り込みなどが可能になります。また、利益に直接かかわりのない、第三者（探偵事務所）からの報告は安心・信用できるものではないでしょうか。

しかし、どちらの方法であっても、どこまで調べて良いのだろうかと疑問に思ったり、プライバシーの侵害だと言われたら会社の不利益が出てしまうと考えてしまったりする方もいるはず。自社か探偵か、どちらの方法を選択したとしても、個人情報の保護やプライバシーについて学んでおくことが大切です。

個人情報保護法への違反

• 企業が手に入れた社員の個人情報を第三者に漏らす

ストーカー規制法への違反

• 尾行や張り込みが対象者にバレる
• その行為をやめるよう言われていても継続して尾行・張り込みを行う

名誉棄損・プライバシーの侵害など

• 対象者の立ち寄り先を第三者に伝える
• 対象者が会っていた人物の情報を第三者に伝える

企業単体で社員への素行調査を行うには、顔が知られている、調査に関しては素人であるという点でリスクが高いように感じるかもしれません。その点、探偵が調査を行う場合は、そのリスクが軽減します。探偵による調査は、対象者に気づかれてもストーカー認定されないケースがあり、その根拠となっているのが探偵業法です。

探偵業法では、ストーカー規制法からの除外、個人情報保護法の遵守などが定められています。