東京都瑞穂町
概要
瑞穂町(みずほまち)は、東京都の多摩地域にある町である。西多摩郡に属し、多摩地域に3つある町のひとつ。
狭山丘陵の西端に位置している。南部は在日米軍横田基地[1]で占められているため、人口密度が約2,000人/km2と周辺と比べて低い。 人口は2005年ごろをピークに微減している。
歴史
瑞穂町郷土資料館に展示されている。
江戸時代に入り、八王子千人同心が日光勤番の往復に利用する日光脇往還が町内を南北に縦断した。これを瑞穂町内では日光街道とも称する。この街道と、奥多摩の石灰を江戸に輸送するために開かれた青梅街道との交差する箱根ヶ崎が宿駅として発達し、江戸後期には街道結節点の宿場町、陸上交通の要として栄えた。さらに幕府の新田開発の奨励により、栗原・長谷部・下師岡の3つの新田が開かれた[3]。
1889年(瑞穂町前史)に箱根ヶ崎・石畑・殿ヶ谷・長岡の4か村をもって組合を組織し、行政運営を行う[4]。
1940年11月10日 - 箱根ヶ崎村、石畑村、殿ヶ谷村、長岡村を廃して町制施行、瑞穂町となる。町名は当時の東京府知事、岡田周造が名付けた[5][6]。
1958年10月15日 - 埼玉県入間郡元狭山村を編入する。なお、元狭山村のうち二本木の第二区・第三区・第四区の全域と第十区の一部、および狭山台は、前日の10月14日に入間郡武蔵町へ編入された。
1985年4月1日 - 防災行政無線運用開始。
2005年4月1日 - 防災行政無線の夕方のチャイム「恋はみずいろ(新音源)」が同年9月30日・2010年4月1日~9月30日まで変更される。
同年10月1日 - 防災行政無線の夕方のチャイム「夕焼け小焼け(新音源)」放送開始。
2007年12月1日 - 防災行政無線の子供の見守り放送が開始される。
2008年4月1日 - 防災行政無線放送等変更(チャイム1日1回、住民からのクレームにより、昼のチャイム(希望の鐘)廃止)。