浦安市

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千葉県浦安市

概要

浦安市(うらやすし)は、千葉県北西部の葛南地域に位置する市である。市内に東京ディズニーリゾートがあることで全国的に知られており、近年では財政力指数において常に上位に位置し(平成24年度では市として首位[1])、非常に豊かな市としても有名である。東京都特別区部への通勤率は49.5%(平成22年国勢調査)。

歴史

現在の浦安市域は昭和中期まで現在市川市の一部となっている旧南行徳町・旧行徳町と一体的に「行徳」と呼ばれていた地域であり、近代以前の当地の歴史についてはこちら及び行徳塩田も参照の事。

年表
1157年(保元2年) 現在の浦安市内に集落が誕生。
1415年(応永22年) 猫真(現・猫実)に中山法華経寺傘下の講が存在していた。
1603年(慶長8年) 堀江・猫実・当代島の3村が幕府の天領に(堀江に向井忠勝陣屋)。
1873年(明治6年) 千葉県に編入。
浦安村・浦安町

1889年(明治22年)4月 堀江・猫実・当代島の3村が合併し浦安村に、浦安小学校が開校。
1894年(明治27年) 東京高橋→浦安→行徳の定期船が就航(通称「通船」「葛飾丸」)。
1909年(明治42年)9月 町制を施行、東葛飾郡浦安町が成立。
1917年(大正6年) 東京湾一帯を襲った高潮により全町が水没する(大正六年の大津波)。
1921年(大正11年) 浦安・八幡間で葛飾乗合自動車道が開通。
1940年(昭和15年) 浦安橋が竣工、東京乗合自動車道が開通(通称「青バス」)。
1944年(昭和19年) 東京大空襲により多くの町民が被災。
1947年(昭和22年)
4月 第1回町長選挙が実施され、宇田川謹二が当選。
5月 浦安中学校が開校。
11月 自治体警察「葛南警察署」が発足。
1949年(昭和24年)9月 浦安町漁業協同組合が発足。
1951年(昭和26年)6月 浦安町・南行徳町組合立葛南病院が開設。
1958年(昭和33年) 「黒い水事件」(浦安事件)。
4月 本州製紙江戸川工場がダンボール製造に使う漂白剤の悪水放流による被害が発覚。[2]。
6月 悪水放流に抗議し、漁民が工場に押しかけ警官隊と衝突(けが人105人)[3][4][5]。
12月 浦安事件が直接的契機となり、日本初の水質規制に関する法律である公共用水域の水質の保全に関する法律(水質保全法)および工場排水等の規制に関する法律(工場排水規制法)が制定された[6]。
1962年(昭和37年) 黒い水事件を受け、本州製紙は漁民に補償金を払ったが、その後漁業が振るわず、漁業権の一部を放棄。これが契機となって埋め立てによる地域再生論が本格化した。
1964年(昭和39年) 海面埋立事業が開始。
1966年(昭和41年)6月 B地区(東野・富岡・弁天・今川・鉄鋼通り)の埋立工事が完了。
1967年(昭和42年)4月 南小学校が開校。
1968年(昭和43年)6月23日 東野、富岡、今川、弁天、鉄鋼通りが誕生。
1969年(昭和44年)3月 A地区(海楽・美浜・入船)の埋立工事が完了、営団地下鉄(現在の東京地下鉄)東西線が開通(快速は当初通過)。
1970年(昭和45年)11月 C地区(舞浜)の埋立工事が完了。
1971年(昭和46年)
4月 漁業権を完全に放棄。
8月2日 海楽、美浜、入船が誕生。
1972年(昭和47年)4月 県立浦安高校が開校、C地区の護岸工事が完了。
1974年(昭和49年)
3月 お洒落が県無形文化財に指定。
5月 老人福祉センターが開館。
8月 オリエンタルランドの遊園地計画を千葉県が承認。
1975年(昭和50年)
4月 東海大浦安高校が開校。
11月29日 舞浜が誕生。
1976年(昭和51年)10月 「第1回産業祭り」を開催。
1977年(昭和52年)
2月15日 「浦安新聞」が創刊。
3月 今川、見明川団地の入居が開始。
4月 見明川小学校・堀江中学校が開校、オリエンタルランド交通(現在の東京ベイシティ交通)バス路線が開通。
7月 町営東野プールが完成、国鉄(現在のJR東日本)京葉線の起工式を挙行。
1978年(昭和53年)
9月26日 日の出、明海が誕生。
10月 大三角線が開通。
11月 新浦安橋が開通。
12月10日 「月刊ばすけっと」が創刊。
1979年(昭和54年)
4月 富岡小学校が開校。
5月 農家が消滅。
9月21日 港、千鳥が誕生。
1980年(昭和55年)
3月24日 高洲が誕生。
4月 美浜南小学校、入船北小学校、見明川中学校が開校。
6月 浦安町郷土資料館が開館。
1981年(昭和56年)3月12日 千鳥を拡充、現在の面積に。
浦安市

1981年(昭和56年)
4月1日 市制を施行し、浦安市が誕生、東小学校・入船南小学校・入船中学校・東京学館浦安高校が開校。
7月 文化会館が開館。
1982年(昭和57年)
1月 地区保健センターが完成。
4月 堀江公民館が開館、舞浜小学校が開校。
1983年(昭和58年)
3月 浦安図書館が開館、葛南警察署が発足。
4月15日 東京ディズニーランドが開業、富岡公民館が開館、美浜北小学校が開校。
1984年(昭和59年)
4月 富岡中学校、浦安南高校が開校。
5月 順天堂大学浦安病院が開院。
1985年(昭和60年)
2月 墓地公園問題が発生。
3月 「非核平和都市」を宣言。
4月 美浜中学校が開校。
6月 中央公民館が開館。
11月 老人人口比率が全国で最低に。
1986年(昭和61年)
10月 新浦安駅駅前整備工事が着工。
1987年(昭和62年)4月 美浜公民館が開館、千葉地方法務局浦安出張所が開所。
1988年(昭和63年)
4月 浦安総合福祉センターが開所、明海大学・日の出小学校・幼稚園・東海大付属浦安中学校が開校、浦安消防署堀江出張所が開所。
10月 シルバー人材センターが開設。
10月17日 浦安郵便局が開局。
12月1日 JR京葉線:蘇我~新木場間が開通、新浦安駅・舞浜駅が開業。
1989年(昭和64年/平成元年)
4月 中央図書館新書庫が誕生、順天堂医療短期大学・国際教育学院日本語学校・東野保育園が開校。
5月7日 「浦安誕生100周年記念市民祭り」が開催。
1990年(平成2年)
1月 オーランド市との姉妹都市提携に調印。
3月10日 JR京葉線が全面開通。
5月2日 東京ベイホテル東急オープン。
6月28日 ショッパーズプラザ新浦安オープン。
7月 浦安市民プラザWave101オープン。
9月 CATV市内全域開局。
11月21日 ショッピングモールMONA新浦安オープン。
12月 浦安中央武道館完成。
1991年(平成3年) 人口113,947人(42,348世帯)
5月 国際教育学院専門学校開校。
7月 浦安簡易保険加入者センターホーム「カーサ・デ・かんぽ浦安」入居開始。
10月 浦安市集合事務所((株)SNU、施設利用福祉公社他)完成。
10月5日・6日 浦安市制10周年フェスティバル開催。
11月17日・18日・19日 第14回全国タウン誌会議「浦安・行徳大会」(月刊ばすけっと主催)。
2001年(平成13年)
9月4日 東京ディズニーシーが開業。
2003年(平成15年)
4月 高洲小学校が開校。
2006年(平成18年)
4月 了徳寺大学・明海南小学校・明海中学校が開校。
6月25日 市制施行25周年行事として「市民ふれあい25・25(ニコ・ニコ)フェスティバル」が開催。また、総合公園が一部開園。
2010年(平成22年)
9月19日 第1回ウラヤス・フェスティバルが開催される。さいたま竜神(埼玉県さいたま市)、弘前ねぷた(青森県弘前市)、五所川原立佞武多(青森県五所川原市)、大牟田大蛇山(福岡県大牟田市)などの山車が参加したパレードが開催された。
2011年(平成23年)
3月11日 東日本大震災による液状化現象により中町・新町地区で道路が波打つ凹凸、住宅や電柱の傾き、地割れ、陥没などが起こった。3月21日時点で水道断水約4,000戸、下水道使用制限約11,900世帯、都市ガス供給停止約5,800件である。市は被害額734億円と推計している[7]。
3月24日 災害救助法の適用を受ける。
4月1日 震災で敷地全体に被害の出た浦安南高校が船橋市の旧県立船橋旭高校校舎へ一時移転(8月31日まで)。6日に始業式、7日に入学式を実施する。
4月10日 同月1日告示の千葉県議会議員選挙の浦安市選挙区での投開票事務の執行を松崎秀樹市長と市選挙管理委員会が拒否、期日前投票を含めて一切の投開票を行わないまま選挙を終える。これにより再選挙となり、それまでに内田悦嗣(のちの浦安市長)ら現職議員2名が一時失職する(第17回統一地方選挙#千葉県議会議員選挙の浦安市での選挙事務執行停止問題を参照)。
2012年(平成24年)
東京ベイ・浦安市川医療センターがオープン。
第1回浦安バルが開催。
境川の最下流にある「日の出橋」が開通。
2013年(平成25年)
3月 堀江二丁目自治会集会所を建て替え新築。
3月 富岡エステート・サンコーポ浦安合同自治会集会所の外壁を改修。
4月 東日本大震災の本格的な復旧工事が始める。
5月 浦安自治会連合会設立50周年。
6月 新潟県小千谷市との災害時の相互応援に関する協定を締結する。
11月 浦安自治会連合会設立50周年記念式典を開催。
2014年(平成26年)
4月 高洲中学校が開校。
2015年(平成27年)
4月 入船南小学校と入船北小学校が併合し、入船小学校が開校。
5月 レッドブル・エアレース・ワールドシリーズの1戦が千葉市美浜区を舞台に開催されるにあたり、参加機の仮設発着場が新町の護岸に設定される。以後毎年開催継続。
2016年(平成28年)
6月 新市庁舎が完成。
2017年(平成29年)
4月 浦安音楽ホールが完成。
市名の由来
初代浦安村村長である新井甚佐衛門が「浦(海)やすかれ」と言ったのと、心安らかにという願いが込められたものとされる。

『日本書紀』第3巻「神武記」の一節に「昔、伊弉諾尊この国を名づけて曰く、日本は浦安の国」と記されており、浦安は日本(大和)の古称・美称でもある。

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