東京都大森駅
大森駅(おおもりえき)は、東京都大田区大森北一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号はJK 18。新橋 - 横浜間開業の4年後に開業した非常に歴史の古い駅である。
大森は大田区の北東部に位置する。この地域の商業の中心地は、広義の大森地区の北側に位置する京浜東北線(正式には東海道本線)の大森駅であり、駅周辺には商業地が多く形成されている。駅の東側は低地部で、現在の大森北および品川区南大井といった地名の地域であり、主に住宅地や商業地が広がっている。その東側は埋立地の平和島、品川区勝島などに接している。駅の東南側も低地部で、旧大森町の大森諸地域であり、住宅街が広がっている。その東側は埋立地の昭和島に接し、南側は蒲田や北糀谷・東糀谷に接している。大森駅の西側は台地部で、現在の地名では大田区山王にあたり、住宅地や商業地が広がっている。その北側は大井や西大井に接しており、西側は南馬込に接している。駅の西南側は低地部で、現在の中央にあたり、住宅地が多い。その北西側は南馬込に接しており、南西側は池上に接している。
この地区の中央部(大森駅の南側)には、環七通りが東西に通っている。大森駅の南北に京浜東北線が敷設されており、路線のすぐ西側を池上通り(大森周辺では柳本通りとも呼ばれ、江戸以前から平間街道として知られた)が南北に通っている。埋立地の西側には国道15号(第一京浜、江戸時代の東海道)が旧海岸線沿いに通っており、その道路沿いには京急本線が敷設されている。また池上通りと国道15号の間には、補助27号線(環七通りの南側は東邦医大通り、北側を沢田通り、品川区内では桜新道とも呼ばれる)が通っている。