茨城県高萩市
概要
高萩市(たかはぎし)は茨城県の北東部に位置する市である。明治以降炭鉱の町として栄えていたが、現在は木材加工が中心となっている。
歴史
古代の常陸国多賀郡の地である。1602年に戸沢政盛の領地となり、松岡藩が成立したが、戸沢氏は1622年出羽へ移封され、1646年以降は水戸藩家老中山氏の知行地となった。
沿革
1897年(明治30年)2月25日 - 日本鉄道磐城線(現在の常磐線) 水戸 - 平(現・いわき)間が開業。
1937年(昭和12年)10月1日 - 松原町が高萩町に改称。
1954年(昭和29年)11月23日 - 高萩町・松岡町・高岡村・黒前村の一部(福平)・櫛形村の一部(友部の一部)と合併し、高萩市が発足。
1988年(昭和63年)3月24日 - 常磐自動車道高萩ICが供用開始。
2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、市役所本庁舎及び第2・第3庁舎が大きく破損し崩壊の恐れがあったため、市役所は同月28日より総合福祉センターなど市内の複数の建物に仮移転して業務を行った。破損した市庁舎は解体[1][2]。
2017年(平成29年)9月19日 - 市役所の新庁舎が完成し、新庁舎での業務開始[3]。