埼玉県飯能市
概要
飯能市(はんのうし)は、埼玉県の南西にある人口約8万人の市である。市内の7割が山野で、南東端に市街地が集中している。周辺地域[どこ?]の鉄道や道路の要所でもある。
歴史
中世より林業で栄えた。
江戸時代 - 江戸での相次ぐ火事により木材の需要が増え、入間川や高麗川の水運により10日ほどで運ばれる飯能の材木は「西川材」と呼ばれ栄えた。
1852年 - 当地で医者の岡部均平と秩父市の医者伊古田純道により、日本初の帝王切開が行われる。
1868年4月 - 彰義隊を離脱した渋沢成一郎一派が当地で振武軍を結成。官軍に敗れ東北地方へ転戦。
1889年 - 町村制施行に伴い、高麗郡飯能町・中山村・久須美村・小瀬戸村・大河原村・小岩井村が合併、飯能町となる。
1896年3月29日 - 高麗郡が廃止され入間郡に編入、入間郡飯能町となる。
1943年4月1日 - 入間郡飯能町・精明村・南高麗村・加治村・元加治村が合併し、飯能町となる。
1954年1月1日 - 市制施行により飯能市となる。
1954年4月1日 - 旧元加治村・新光の一部が分離し、東金子村に編入される。
1956年9月30日 - 入間郡吾野村・東吾野村・原市場村を編入する。
2001年1月26日 - 防災行政無線運用開始。
2004年 - 環境省エコツーリズムモデル事業地区に選定される。
2005年1月1日 - 入間郡名栗村を編入する。
2005年4月1日 - 「森林文化都市」を宣言する。