千葉県茂原市
概要
茂原市(もばらし)は、千葉県のほぼ中央東部に位置する市。天然ガス(ヨウ素)の生産量では日本一。千葉市への通勤率は12.0%(平成22年国勢調査)。
歴史
地名の由来
茂原の地名は、平安時代に藤原黒麻呂によって拓かれた荘園(藻原荘)に由来しているとされ、字の通り湿地が多く「藻原」が[2]、江戸時代に現在の「茂原」という文字に変わったと言われている。
年表
茂原市は、下記のように新設合併によって2度設置されている。前身の茂原町については当該項目を参照。
1952年(昭和27年)4月1日 長生郡茂原町、東郷村、豊田村、二宮本郷村、鶴枝村、五郷村が合併し、人口3万3,217人の茂原市(初代)が誕生する(県下で10番目の市制施行)。
1954年(昭和29年)市主催の打上花火により、同市鷲巣の鷲山寺の本堂が焼失。
1955年(昭和30年)4月1日 長生郡長南町大字須田の一部を編入。
1972年(昭和47年)5月1日 長生郡本納町と合併し、改めて茂原市(2代目)を新設。
1990年12月11日 茂原市高師地区、萩原町地区、上林地区、長尾地区で竜巻が発生。58世帯が全壊、148世帯が半壊する甚大な被害が出る。藤田スケールF3と推測される。
1995年(平成7年)3月1日 長生郡睦沢町川島字目黒を編入。現在の市域となる。