茨城県筑西市
筑西市 (ちくせいし)は、茨城県の県西地域北部に位置する市である。
概要
2005年に1市3町が対等合併して誕生した市。生産量が県内1位である梨のほか、こだますいかやとちおとめ、米など農業が盛んである一方、首都圏に近く平地が広い立地を活かし複数の工業団地が造成され、関東内陸工業地域の一角を成している。北西を栃木県と接し、栃木県南部の諸都市に近いため、通勤・通学や買い物などの行動圏は比較的茨城県内より栃木県側に向いている。
中心市街地のある旧下館市はもと城下町で、江戸時代以降に商業都市として発展。平成の大合併期までは県西地域で最大の人口を有する市であったために国や県の出先機関が多く置かれ(平成の大合併以降は県西で最大の人口を擁する市は古河市となっている)県西における行政の中核となっているが、バブル崩壊より徐々に空洞化に見舞われ、現在商業都市としての地位は失われつつある。
歴史
年表
筑西市発足前の各市町の歴史については下館市、関城町、明野町、協和町のページを参照。
筑西市発足後
2005年(平成17年)3月28日 - 下館市と真壁郡関城町・明野町・協和町が新設合併して、筑西市(ちくせいし)誕生。
2007年(平成19年)3月 - 空きテナントの多かった下館SPICAを市役所分庁舎とする。
2009年(平成21年)4月 - 市長選。自民・公明の推薦を受けた現職市長が破れる。
2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震発生。市内で震度6強を観測、市内の学校や市民病院などが大きく破損する被害。
2015年(平成27年)9月10日 - 関東・東北豪雨で鬼怒川が越水。市内の伊佐山や船玉,分中地区で住居などが床上,床下浸水の被害。
2017年 (平成29年)下館SPICA に市役所本庁舎を移す。