東京都目黒区
目黒区(めぐろく)は、東京都の特別区のひとつで、23区西部に区分される。
郵便番号(上3桁)152・153
概要
東京23区の南西部に位置する。主に住宅地として発展。なお、目黒の地名の由来には諸説あり、はっきりしていない。
歴史
原始、古墳時代
東山貝塚遺跡:23区内の3大貝塚の一つ。旧石器時代から古墳時代の遺跡が重層的に発見されており、氷河期、縄文海進期、古代海退期と超長期的に利用された場所である。縄文時代の遺跡は区内に数多い。
古代
武蔵国荏原郡に属す。
9世紀頃大鳥神社、目黒不動、法眼寺が建てられる。
横山党目黒氏の荘園「菅刈荘」であったと伝えられる。(目黒高校近辺が居館であったという伝承がある)
中世
区内に鎌倉道幹線が整備された。
後北条氏勢力下となってからは、吉良氏の所領となった。
近世
江戸時代には孟宗竹の産地であり、現在の目黒区南部、品川区境で採れる筍は名産品であった。
近・現代
1874年 八雲小学校設置
1896年 ビール工場開場
1907年 目黒競馬場開設
1927年 東急東横線開通
1933年 目黒競馬場廃止
1981年8月1日 防災行政無線運用開始
1994年 防衛庁移転計画に基づき統合幕僚学校・三自衛隊の幹部学校が移駐、目黒駐屯地として開設
2003年 - 目黒区ポイ捨てなどのないまちをみんなでつくる条例制定。
区の沿革
1867年 武蔵知県事管轄地となる。
1869年 品川県の一部となる
1871年 東京府の一部となる
1889年5月1日 荏原郡三田村、上目黒村、中目黒村、下目黒村が目黒村に、碑文谷村、衾村が碑衾村になる
1922年12月1日 荏原郡目黒村が荏原郡目黒町になる
1927年4月1日 荏原郡碑衾村が荏原郡碑衾町になる
1932年10月1日 目黒町と碑衾町が合併して東京市に編入、東京市目黒区となる
1936年 区役所を中央町二丁目に移転
2003年1月6日 区役所を上目黒二丁目に移転