埼玉県白岡市
白岡市(しらおかし)は、埼玉県の中東部にある人口約5万2千人の市である。
概要
農地が広がる一方、東京都心から約40kmに位置することからベッドタウンとしての特徴も有しており、1960年代から1990年代にかけて人口が急増した。
1980年代以降新白岡駅周辺において白岡ニュータウンが整備され、前身である白岡町の人口は一貫して緩やかな増加を続け、2010年(平成22年)に行われた国勢調査において市制施行条件の一つである人口5万人を突破した。2011年(平成23年)4月1日に市制施行準備室が設置され、2012年(平成24年)10月1日に町単独で市制を施行した。
市内には田畑や果樹園、森林など多くの緑が残されている。
交通は東京からの放射線と首都圏の環状線が軸となっている。
鉄道はJR宇都宮線白岡駅及び新白岡駅、高速道路は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)白岡菖蒲ICがあり、付近に東北自動車道久喜ICがある。
商業地域は、主に白岡駅・新白岡駅の周辺及び県道さいたま栗橋線周辺を中心に発達している。
歴史
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、南埼玉郡に以下の11村が成立。
篠津村
大山村
岡泉村・実ケ谷村・千駄野村・小久喜村・上野田村・下野田村・爪田ケ谷村・太田新井村・彦兵衛村の9村は市町村組合を構成。
1895年(明治28年)3月15日 - 岡泉村・実ヶ谷村・千駄野村・小久喜村・上野田村・下野田村・爪田ヶ谷村・太田新井村・彦兵衛村が合併し、日勝村成立。
1910年(明治43年)2月11日 - 白岡駅開業。
1954年(昭和29年)9月1日 - 篠津村・日勝村および大山村のうち大字柴山・大字荒井新田・大字下大崎が合併し、白岡町となる。
1955年(昭和30年)4月13日 - 町章(現市章)制定。
1987年(昭和62年)4月13日 - 新白岡駅開業。
2009年(平成21年)4月1日 - 住民基本台帳人口が5万人を突破。
2011年(平成23年)5月29日 - 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の白岡菖蒲インターチェンジ - 久喜白岡ジャンクション間が開通。
2012年(平成24年)10月1日 - 白岡町が市制施行して白岡市が誕生。埼玉県内では延べ46番目[1]。
埼玉県内の単独市制施行は、1996年(平成8年)4月の吉川市以来16年半ぶり。
2015年(平成27年)10月31日 - 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の桶川北本インターチェンジ - 白岡菖蒲インターチェンジ間が開通。