埼玉県小手指駅
小手指駅(こてさしえき)は、埼玉県所沢市小手指町一丁目にある、西武鉄道池袋線の駅である。
小手指駅周辺の今日の町並みは1970年に小手指駅が開設されてから整備されたもので町としての歴史は浅い。また近年(2010年代)には所沢市の地区計画により、駅の北口から市道ハナミズキ通り沿いを中心に再整備されている。
地名の由来は、日本武尊の東征伝説で、北野村の北野天神社で戦勝祈願をし、篭手をかざしたという伝承より。以来この一帯が小手指原(こてさしがはら)と呼ばれ、南北朝時代には新田義貞と鎌倉幕府との戦い(分倍河原の戦い)、足利尊氏と新田義宗との戦い(武蔵野合戦)と2度にわたる小手指原の戦いがあり、さらに北条時行と足利直義との戦い(中先代の乱)により、3度戦場になっている。