【浮気調査】調査中の本当にあった怖い話
浮気調査や人探しなど、探偵は情報収集を主な仕事としています。
浮気調査では調査対象者の動向を調べ、尾行や張り込みなどを行って浮気の決定的な瞬間と調査対象者と浮気相手の浮気現場を誰が見ても本人だと分かるように撮影し、調査結果報告書としてまとめご依頼者様にお渡しします。
そういった調査を行う中で、注意しなければならないのが第三者とのトラブルに巻き込まれることや、ご依頼者様都合によって調査を中断または解除されたときのご依頼費に関する金銭トラブルなどがあげられます。
今回の記事では探偵が経験した本当にあった怖い話を紹介していきます。
探偵の本当にあった怖い話①山林所有者
某探偵事務所所属の探偵が経験したお話ですが、弁護士からの依頼で太陽光発電所設置用地の確保のためとある山林の所有者を探してほしいとの依頼だったそうです。
登記上での山林所有者の方はK氏という方で謄本上に記載されたK氏の住所にはT子という人物が住んでいることが確認されました。
実際にその住所に尋ねてみると、T子さんはK氏の姪という事で、叔父のK氏が亡くなるまでの15年間一緒に暮らしていたという事でした。
そんなK氏は生前優秀な医者だったようですが子宝に恵まれず、養子として男の子を1人迎えましたが、その子が18歳になり東京に出てからヤクザの様な連中とつるむようになり行方不明になっているそうです。
警察にも調査依頼を出していましたが結局見つからないままで、さらにK氏の兄の次女も音信不通。
さらにK氏の兄の長女M子の夫S氏に胡散臭いビジネスを持ちかけては融資を求められるようになり、M子は「夫と一緒にいるのが怖い」と一度だけ連絡を取っただけで音信不通に。
K氏が亡くなった際の葬式にS氏は来ておらず、行方が分かっていないそうです。
K氏の身の回りで何が起きていたのかは分かりませんが、弁護士からは山林所有者は相続人不在で問題なく購入できたことからお礼を言われましたがスッキリしない調査結果となってしまったようです。
山林所有者K氏の親族がことごとく音信不通や行方不明になっているという少しゾッとするお話でした。
探偵の本当にあった怖い話②刃物を持った男
このお話は私たちトラスト・アイ総合探偵事務所の探偵が実際に遭遇したお話です。
ある日浮気調査の依頼で調査対象者が浮気相手と通っているであろう施設を特定できたので、浮気現場の証拠撮影のために近くの路肩に車を置き張り込み調査をしていた時のことです。
施設入口付近の茂みにビデオカメラを隠して設置し、車からいつでも撮影できるように一眼レフカメラを用意して調査対象者が現れるのを待っていました。
しかし、いつまで経っても調査対象者が現れる様子はなく、機材を回収して事務所に戻ろうと考えていたところ携帯にご依頼主様から電話が鳴り「主人が帰宅した」との報せを受けました。
ご依頼主様からの電話を切り、車から外に出ようとしたところ何か叫び声のようなものが聞こえたので異常を察知して車から様子を伺っていたところカメラを隠していた場所の近くで包丁を振り回しながら暴れている男が現れました。
すぐに警察が来て取り押さえられ連行されましたが、ご依頼主様から電話が鳴らず、すぐに機材の回収に向かって行ったらその後どうなっていたことか…想像するだけでも恐怖を感じます。
探偵の本当にあった怖い話③浮気調査
ある探偵事務所で実際にあった浮気調査のお話ですが、ご依頼主様はA子さんという女性で、お話を伺うとご主人S氏の携帯の着信履歴やSNSの送受信履歴等から浮気をしていると判断し、相手も自分の幼馴染分かっている状態だったようです。
しかし、決定的な証拠を押さえようにも自分では確実に証拠を押さえる自信がなかったとのことで探偵に依頼したようです。
ご依頼主様は心底傷ついた様子で、時には涙を流しながら、S氏の浮気についてお話をされていたみたいで、探偵もぜひ力になりたいと思い依頼を引き受けたとのことでした。
S氏の浮気相手とのやり取りの履歴を見返すと、出張の時や休日出勤をしている時に浮気をしている様子でした。
ほどなくしてS氏の大阪出張の日が決まったようで、A子さん曰く大阪にいる浮気相手に会いに行くに違いないという事だったので探偵はS氏の尾行調査を開始しました。
しかし、S氏の行動は自宅を出て、本社によってから全て仕事に関係する行動に見られ、出張の数日間尾行と張り込みをしていましたが、A子さん以外の異性と会っている様子は全くありません。
そのことをA子さんに報告するとA子さんは少しイラだった様子で「そんなはずはない!」「本社から女性と一緒に出てきた写真などは撮影できなかったのか?」と探偵に食って掛かったようです。
探偵が「浮気相手は大阪にいるんですよね?」と問いかけると少し間を置いてから「そうだった....」というような様子だったみたいで、今回の浮気調査の件はこれで終了となりましたが、A子さんの言動に不信感を覚えた探偵はA子さん自身の調査を開始しました。
調査を続けているとS氏は全く浮気などしておらず、SNSの送受信履歴などはA子さんが仕込んだものでした。
A子さんは平日パチンコ屋に入りびたり、家事はS氏が行い、帰りが遅いと暴力をふるっていたようです。
お気づきの通りA子さんはDV嫁でギャンブルにお金をつぎ込み借金まみれ、その借金もS氏が支払い続けていたようで、お金のためにS氏の浮気をでっちあげて慰謝料を請求しようとしていたそうです。
実は涙ながらに浮気調査を依頼してきたA子さんに裏があったという怖い話でした。
探偵の本当にあった怖い話④崖
ある探偵の方の実体験ですが、浮気調査を行っている際ホテルから出てきた調査対象者の車を尾行していると、自宅方向とは真逆の方向へと進んで行きどんどん山奥へ走っていったそうです。
行先不明の対象車両を追跡している時色んなことを考えたそうですが、運転している自分自身も車酔いをしそうなほどの山道だったようです。
夕方から始まった追跡ですが、完全に日が暮れても山を越え、県を跨ぎ、さらに別の山道へ。
雨も降り、霧も立ち込めてきている中それでもどんどん山奥へ突き進む調査対象者、それを追う探偵。
さすがに不倫相手と変な気を起こしているのではないかと心配さえしたそうです。
数時間山道のような国道を走り続けた調査対象者が森のような小道に曲がっていったのでさらに追跡を続けました。
しかし周囲の様子は人も車もおらず、街灯もほとんどなくたまに消灯した民家が見えるくらいの様子で、まるでホラー映画の舞台のようだったそうです。
それでもさらに追跡をしていき、ふと林の奥の方に目をやると大きな耳鳴りと、寒気に襲われ急ピッチで来た道を引き返し帰ったそうです。
調査対象者の行き先は判明したものの、GPSをストリートビューで見ていた事務所の職員はその探偵が崖に落ちたのではないかと心配していたそうです。
この話の調査対象者の行き先は語られていませんが、普段驚いたり怖いと感じることの少なかった探偵が本当に怖いと感じた瞬間だったそうです。
探偵の調査は危険と隣り合わせ
浮気調査や人探しなど、情報を集める上で張り込みや尾行は常套手段であり、調査する上では必要不可欠な手段となっています。
今回紹介したお話のほかにも探偵自身が危険なトラブルに巻き込まれそうになったエピソードはたくさんあります。
トラスト・アイ総合探偵事務所の探偵の中にも信じられないような経験をした探偵も実際に所属しています。
しかし浮気調査の探偵はご依頼主様のご希望に応え、不貞行為による裏切りの苦しみから少しでも早く解放されるように全力を尽くしております。
ご自身で調査をしようと考えている方もいらっしゃると思いますが、思わぬトラブルなどの危険な目に合われないように調査の際は探偵にご依頼いただくことをお勧めいたします。