夫がキャバクラ嬢とLINEのやりとりをしている。許せる?許せない?
夫がキャバクラ嬢とLINEでやり取りをしていたことを知ったら・・・怒りと不安でいっぱいになりますね。夫はどうゆう気持ちでキャバクラ嬢とLINEをしているのでしょうか?そしてキャバクラ嬢の狙いは何でしょうか?
まず、男性は相手に対して行動を起こすとき、何らかの目的があります。
男性は女性に比べてコミュニケーション能力が低いので、電話やメールで相手とやり取りすることを億劫に思います。それをわざわざ行うということは、仕事でやり取りの必要がある、あるいは彼女や奥さんからメールに返信しないと、後にトラブルに発展するなど、必要に迫られているケースが多いのです。
そんな男性が、自ら積極的にやり取りをする場合は、例えば友人と遊びに行くための打ち合わせだったり、新たに人間関係を作ろうとしているなど、目的がハッキリしており、キャバクラ嬢とLINEをするのは、このようなケースです。男性はLINEなどのやり取りを通じて、出来るだけ嬢とプライベートは関係になろうとするので、仕事や人間関係の相談に乗ったり、嬢を褒めたり励ましたりしながら、2人で食事に行ったり、休日に遊びに行ったりして、恋人のような関係から性的な関係に持ち込み、自分の彼女、もしくは愛人にしようと企んでいます。これがズバリ“目的”なのです。
ところが、キャバクラ店で嬢がお客にLINE、あるいはメールなどを教えるのは、あくまで営業の一環であり、疑似的な恋愛感情を訴えて、客に再々来店してもらう、指名してもらう、出来れば同伴出勤してもらおうとしています。性的な関係に発展することを微妙に匂わせながら、出来るだけ長く沢山のお金を払ってもらえるように客の心をコントロールする、それがプロの腕の見せ所であり“目的”です。
この勝負、大抵の場合プロである嬢に軍配が上がります。なので放っておけば男性の軍資金も尽き、心も身体も許してくれない嬢をあきらめて、このLINEのやり取りは消滅するでしょう。なら、夫婦間に波風立てないためにもこのまま静観すれば良いのでは?・・・いやいや、ここからが危険なのです。
最終的には嬢を諦めたとはいえ、それまでの嬢との疑似恋愛は、結婚生活では味わいにくい新鮮さやスリルを体験させてくれました。嬢では失敗に終わった熱い想いを、今度こそ成功させるべく、周囲の手近な女性、あるいは新たな出会いの場で活発に活動するようになります。
この時の相手は同じ課の新入社員、高校や大学の同級生、近所の主婦、PTAなど学校関係者、通っているジムの会員、出会い系アプリの会員など様々ですが、大切なことは、相手はすべて素人であるということです。
既婚男性のアプローチを多くの女性は撥ね付けるでしょうが、中にはすべて承知の上で遊びと割り切って受け入れる女性もいますし、本気で受け止めて結婚を望む女性もいます。そうなっては家庭崩壊に繋がりますし、相手が既婚女性だと、その夫から慰謝料(数百万円)を請求される可能性もあります。
このような事態を防ぐためにも、キャバクラ嬢とのLINEのやりとりについては、ハッキリと“No”を突き付けましょう。
夫は「浮気しているわけじゃない、女性と交流があったらいけないのか?」などと反論してくるかもしれません。その時には「わたしの知らない女性とプライベートな関係を作られるのは不安になるから絶対に嫌。女性と交流するなら、わたしにその女性の事をきちんと説明して、なぜ交流が必要なのか教えてほしい。必要な交流なら妨げない。」など、夫を追い詰めすぎず、しかし筋を通した主張をしましょう。男性は筋の通った主張には反論しづらいのです。くれぐれも穏やかに、家族の未来を見据えた行動をとってくださいね。