茨城県笠間市
概要
笠間市(かさまし)は関東地方の北東部、茨城県の中部に位置する市である。
古くから日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社の鳥居前町として、また笠間城の城下町として栄えてきた。最近では笠間焼の生産地として知られ、春や秋に行われる陶器市の時期には、多くの観光客で賑わう。
2006年3月19日に笠間市(旧制)、旧西茨城郡(友部町、岩間町)の1市2町が新設合併し、新制の笠間市として発足した。新笠間市の市庁舎は旧笠間市より人口が多く、地理的にも中央に位置する旧友部町に本庁舎が置かれている。
歴史
おもな出来事
1889年(明治22年)1月16日 - 水戸鉄道(現在の水戸線)が開業。
1895年(明治28年) 11月4日 - 日本鉄道土浦線(現在の常磐線)土浦 - 友部間が開業。
1948年(昭和23年)11月15日 - 笠間町営バス運輸部(後の笠間市市営自動車部)を設置、町営バス事業を開始。
1953年(昭和28年)5月18日 - 国道122号(現在の国道50号)が制定。
1965年(昭和40年)11月12日 - 笠間市市営自動車部廃止、市営バス事業を東武鉄道・関東鉄道に譲渡。
1982年(昭和57年)4月1日 - 国道355号(石岡市 - 笠間市)が制定。
1984年(昭和59年)3月27日 - 常磐自動車道岩間ICが供用開始。
2000年(平成12年)12月2日 - 北関東自動車道友部ICが供用開始。
2006年(平成18年)
3月19日 - 旧笠間市、友部町、岩間町が合併し、新制の笠間市が発足。同時に2代目の市章を制定する。[1]
4月6日 -「広報かさま」が創刊。
4月23日 - 3市町合併に伴う新笠間市長選挙の投票が行われ、元茨城県議会議員の山口伸樹が当選。24日付で新笠間市の初代市長となる。
2007年(平成19年)11月14日 - 北関東自動車道笠間西ICが供用開始。
2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生。市内でも震度6強を観測、多数の被害が出た。