群馬県渋川駅
渋川駅(しぶかわえき)は、群馬県渋川市渋川辰巳町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
三国街道の宿場町として栄えた渋川市の中心駅で、利根川支流の平沢川南岸に位置する。伊香保温泉の最寄り駅であり、榛名山観光の拠点となっている。
渋川駅周辺は渋川市の市街地となっている。駅前広場が整備されており、伊香保温泉など付近の各温泉へのバスなどが発着する。
新町五差路までの約300mの駅前通りは約50店からなる商店街として昭和50年代までは公共交通を利用して買い物客を集めていた。
しかし、時間貸しの駐車場が少なく買い物客などの車での利便性が低いことなどもあり、郊外の大型店との競合で衰退して2015年(平成27年)5月時点で約30%が空き店舗となった。
そのため、市が出店する際の店舗改修費の補助制度を作って商工会議所と協力して新規の出店者を招致したほか、時間貸しの市営駐車場や渋川地区物産振興協会の「しぶかわ名産品センター」などの開設などを行い、テコ入れを図っている。