埼玉県朝霞市
概要
朝霞市(あさかし)は、埼玉県南部、武蔵野台地の中北端にある人口約13万9千人の市。人口は三郷市に次ぐ県内17位。
歴史
膝折宿という名称は、1478年(文明10年)に太田道灌が膝折宿に着陣した所として、「太田道灌書状写」松平文庫所蔵文書に記述がある。
膝折宿が川越街道の第4の宿場とされ、栄える。
江戸時代頃から、伸銅工業が盛んになる。
1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 浦和県・忍県・岩槻県の3県が合併して埼玉県が誕生。
1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、膝折村・溝沼村・岡村・台村・根岸村が合併し、新座郡膝折村が成立する。
1896年3月29日 - 新座郡が廃止され、北足立郡に編入される。
1932年5月1日 - 北足立郡膝折村が改称・町制施行により、朝霞町となる。
1955年4月1日 - 北足立郡内間木村と合併し、新たに朝霞町となる。
1967年3月15日 - 市制施行により、朝霞市となる(東上線沿線では、川越市、東松山市に次いで3番目の市制施行)。
1984年4月1日 - 防災行政無線運用開始。
合併構想
2001年4月に朝霞市・志木市・和光市・新座市の4市で法定合併協議会を設置し、新市役所を朝霞市に置くこと、2005年3月までに合併することなどを決定していたが、4市の住民投票で和光市が反対多数(他3市は賛成多数)となり協議会は解散した。再度2003年に和光市を除く3市で任意協議会を発足させたが、合併特例法期限内の日程に間に合わないことから協議会は解散した。4市の合併では人口約45万人で中核市を目指すとしていたが、さらに広域合併構想として、同じ地域圏(南西部地域)の富士見市、ふじみ野市、三芳町や、市域の一部が元埼玉県である東京都清瀬市を合併して約80万人の政令指定都市を目指す構想もある。なお合併を見越して1998年に4市の消防本部が統合され埼玉県南西部消防本部が誕生している。