群馬県みどり市
みどり市(みどりし)は群馬県東部に位置する市である。群馬県内では1958年(昭和33年)の安中市以来、48年ぶりに誕生した市である。
概要
2006年(平成18年)3月27日に群馬県新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併し、群馬県12番目の市として誕生した。また、「平成の大合併」において、群馬県で新たな市として誕生した唯一の市である。また、合併した3つの自治体がすべて別の郡に所属しているという大変珍しい合併例である。市役所本庁舎は旧笠懸町役場に設置されている。
この合併により新田郡と山田郡は消滅した(2009年に勢多郡も消滅)。群馬県初のひらがな名の市である。
歴史
沿革
1889年(明治22年)4月1日 町村制施行に伴い、山田郡において大間々村と桐原村が合併して大間々町が、浅原村・塩原村・小平村・長尾根村が合併して福岡村が、高津戸村・須永村・山田村・東小倉村・西小倉村が合併して川内村が、南勢多郡において上神梅村・下神梅村・塩沢村・水沼村・宿廻村・八木原村・上田沢村・下田沢村が合併して黒保根村が、花輪村・荻原村・小夜戸村・小中村・神戸村・座間村・草木村・沢入村が合併し東村が、新田郡において阿左美村・鹿村・久宮村・西鹿田村が合併して笠懸村が誕生。
1896年(明治29年)4月1日 南勢多郡と東群馬郡が合併して勢多郡が発足。
1954年(昭和29年)10月1日 福岡村、川内村大字高津戸の一部が大間々町に編入。
1958年(昭和33年)2月1日 大間々町が勢多郡黒保根村大字上神梅・下神梅・塩沢を編入。
1990年(平成2年)4月1日 笠懸村が町制施行し、笠懸町となる。
2006年(平成18年)3月27日 新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併しみどり市となる。