探偵っていったいどんな職業なの?【探偵の豆知識】第3弾
- 2025-1-11
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皆さんは探偵についてどれくらい知っているでしょうか?
前回の記事では基本的な探偵用語と調査で知り得た情報の取り扱いについてご紹介させていただきました。
まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。
今回の記事では探偵の役割(警察関係者との違い)と探偵の1年間の流れについてご紹介していきます。
探偵の役割って?刑事とは何が違うの?
探偵と刑事は似ているとイメージしている方が多いと思います。
なぜならテレビドラマや漫画・アニメでは刑事と協力してまたは刑事の代わりに殺人事件などを解決するといった描写が多いからです。
現実でも、探偵が事件解決の一役を担うという事は稀にあるようですが、実際には警察関係者と探偵とでは取り扱う案件が全く違うものになっています。
警察の役割
警察は「刑事事件」を取り扱っています。
刑事事件とは『検察官が加害者を起訴して処罰を求める事件』の事を指しており、警察や刑事はこの刑事事件を解決するために活動しています。
また、警察は「民事不介入」なので「事件」になるまで関与することができません。
探偵の役割
探偵は主に「民事事件」を取り扱います。
民事事件とは『被害者が加害者に対して損害賠償を求める事件』の事を指しており、探偵は民事事件の被害者の悩みを解決するために活動しています。
また、探偵は民間企業ですので、警察や刑事の様に逮捕状を取得したり逮捕権を持たされてはおりませんので、現行犯以外での刑事事件の犯人の拘束などはできません。
民事事件の調査の中で、刑事事件の証拠を掴み警察に報告し事件解決につながるといったケースは稀に存在します。
探偵は警察関係者が介入できない事件解決をする役割
普段の生活において様々なトラブルに巻き込まれることがあると思いますが、先ほども申し上げた通り「事件」にならないと警察は動くことができません。
主な民事事件の例をいくつかご紹介します。
【主な民事事件】
case1.知人にお金を貸したが返してくれない、所在が分からないから探してほしい
case2.近隣住民から嫌がらせを受けているが、証拠がない。解決してほしい。
case3.夫(妻)が浮気・不倫をしている可能性がある。証拠を集めて欲しい。
など上記の様な民間トラブルの解決において探偵が活躍します。
探偵の1年間:探偵に忙しい時期ってあるの?
探偵は年中無休で働いていることが多いですが、一般企業と同じように繁忙期や閑散期の様なモノがあるのでしょうか?
ここでは、探偵の1年間を月別にどんな依頼があるのかをご紹介していきます。
探偵の1年間:4月
新年度の開始とともに、企業調査の依頼が増加してきます。
また新入社員歓迎会などの、会社の飲み会が増える時期でもあり不倫相手と出会う機会が増加する月でもあります。
探偵の1年間:5月
ゴールデンウィーク中は旅行先や出かけ先での浮気調査の依頼が増加します。
子どもたちの外出の機会も増えるため、人探し等の依頼件数も増える傾向にあります。
探偵の1年間:6月
梅雨の時期に差し掛かり、雨が降ると傘をさす人も増え視界が悪くなるため、尾行調査や張り込み調査などの難度が高くなります。
調査対象者側からすると、発見されづらいメリットになりますので浮気や不倫といった行為のきっかけになりやすい時期でもあります。
探偵の1年間:7月
7月下旬からは学生たちが夏休みに入り、未成年の家出調査が増加する月でもあります。
家出調査や人探しの依頼が増える一方で、浮気調査の件数も夏に入ると増えていく傾向です。
探偵の1年間:8月
お盆休みの帰省期間中に子どもが結婚相手を自身の両親に紹介する人たちが増えていきます。
そのため、自分の子どもの結婚相手を調査する「結婚前調査」という相談の件数が増加する傾向があります。
探偵の1年間:9月
年によっては、有休を利用したシルバーウィークを取る人も多く、旅行先や出かけ先での浮気調査依頼が増加する傾向があります。
会社によっては人事異動が掛かる企業も多いため、新たな浮気や不倫が始まりやすい月になっているとも言われています。
探偵の1年間:10月,11月
10月から年末にかけて浮気調査の依頼が増加する傾向があります。
11月に入ると会社や、プライベートでの飲み会も増えてくる時期でもありますので日常的に浮気調査の相談が入り始めます。
特に11月の後半からは急激に相談件数が増加する傾向です。
探偵の1年間:12月
11月後半から12月にかけて忘年会シーズンになります。
中でもクリスマスや年末のイベントでは浮気の発覚が多く、1年通して12月が一番浮気の発覚が多い月となっています。
12月のボーナスも入り財布のひもが緩くなる時期でもありますのでご注意を。
探偵の1年間:1月
クリスマスや年末年始のイベントで発覚した浮気の調査依頼が増加します。
12月30日ごろから年末年始の連休期間中は実家に帰省していたり、家族で過ごしている家庭も多く、浮気等の動きは少ないため、連休明けから調査に動き始めることが多いです。
探偵の1年間:2月,3月
バレンタインデー、ホワイトデーの前後に浮気が発覚することが多い月です。
浮気発覚のきっかけは、プレゼントの購入によるクレジットカードの使用履歴などから発覚することが多いようです。
また3月は人事異動がある会社も多く、9月同様新しい浮気や不倫が始まりやすい時期でもあります。
さらに、高校・大学の卒業生が新社会人として引っ越しのシーズンにもなりますし、人事異動での引っ越しの件数も増加するので、新居の盗聴器調査の件数も増える傾向があります。
探偵は年中忙しい?
それぞれの月別にどういった依頼が増加するのかをご紹介しましたが、月によって住民の動きが変わるため、その動きに応じたトラブル解決の依頼が多く発生します。
特に企業調査や、盗聴器調査などはある一定の期間に殺到する傾向がありますが、浮気調査依頼は年々増加傾向にあり、1年を通して最も多い相談であると言えます。
一般の企業様の様に繁忙期や閑散期の様な期間は目立たず、1年間通して何かしらの調査依頼を受けています。
探偵は民間トラブル解決のプロフェッショナルです!
今回の記事では、探偵と警察関係者の違いを探偵の役割といった形で紹介させていただきました。
さらに、探偵社の1年間の流れについても解説させていただきましたが、実際に活躍している探偵たちは「民間トラブル解決のプロフェッショナル」です。
日々の訓練や研修によって身に付けた専門知識と技術で、警察が介入できないトラブルや皆様のお悩みを全力で解決させていただきます。
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