【浮気調査】探偵にどうすればなれるのか、全国に何社あるのか?
浮気調査や人探し事件の調査など、小さなことから大きなことまで情報を集めるプロフェッショナルである探偵について、詳しく知らない方の方が多いと思います。
全国に何社くらいあるのか、探偵にはどうやったらなれるのか、どういう人が探偵に向いているのかなど。
今回の記事では、そんな探偵についての詳しい情報をご紹介いたします。
探偵事務所は全国に何社あるのか。
警察庁の事業統計を参照すると、2024年現在日本全国に探偵事務所は6355社あることが分かっています。
その中でも最も多い都道府県が東京都で1006社、次いで大阪府647社となっており、全国の約4分の1が東京都と大阪にあります。
私たちトラスト・アイ総合探偵事務所がある埼玉県には242社の探偵事務所があり、埼玉県在中の方はこの242社から探偵社をお選びするという事になります。
現在探偵事務所は年々増加傾向にありますが、1年間で約1割の探偵事務所が廃業になっているという事実もあります。
したがって、浮気調査や人探しなどを探偵に依頼される場合は、しっかりと選んで依頼をする必要があります。
さらに、6355社の探偵事務所の中で、約70%の探偵が個人営業となっていますおり、支所を持っている探偵事務所は全体の約1割程度しかありません。
どうすれば探偵になれる?
結論から申し上げますと、取得しなければならない資格などもありませんので、誰でも探偵になることは可能です。
ただ探偵になることはできますが「プロの探偵」になるためには相当な努力が必要となります。
探偵の調査と言っても簡単なものではございませんし、探偵に来る依頼の多くがご依頼主様の未来に直結することが殆どです。
ですからただ探偵になるだけではいけないという事ですね。
探偵になるための資格はないの?
国家公安委員会に「探偵業届出書」を提出すれば誰にでも探偵業を営むことは可能です。
ですがcif連盟により探偵の資格は発行されており「探偵調査士検定・探偵業務管理者検定」「探偵業務認定試験」「探偵指導員資格検定」「探偵指導員資格検定」などがありますがいずれも国家資格ではないので、探偵になるために取らなくてはいけないモノではありません。
しかし先ほどもお話ししたようにただ探偵になるだけでは、ご依頼主様の依頼をこなすことは難しく、探偵の調査を「知っている」のと探偵の調査が「出来る」とでは大違いです。
その為上記のような資格を取得するために勉強し試験に合格することで、ご依頼主様や世間からの評価や安心感を持ってもらう事が必要となります。
探偵になるための必須スキル
探偵になるために取らなくてはならない資格はありませんが、探偵業を営む、または探偵社で働く場合の必須スキルがあります。
今からご紹介するスキルが身についていないという方は残念ながら探偵業には向いていないかもしれません。
普通自動車の免許
資格は必要ないと申し上げましたが、普通自動車の免許は必須項目と言えます。
調査対象者の尾行や張り込み等にも車は使用しますし、遠方まで調査に赴くことも少なくはありません。
公共交通機関を使用しての尾行などは調査に対して効率が悪く、自由に動けるようにしておく必要があります。
2輪車の免許もかなり有用で、繁華街や道幅の狭い通路などでの調査にも対応でき、バイク部隊のいる探偵社はバイクを持っていない探偵社よりも成功率が高いというデータもあります。
カメラなどの使用機材の扱い
基本的に探偵の調査は情報の収集がメインとなり、現行犯以外での逮捕権がないのでアニメやドラマの様に犯人確保などの場面はほとんどありません。
浮気調査や人探しが多く、有力な情報を提供するためにカメラで調査対象者を撮影するといった場面が最も多いです。
そのためにカメラの仕様を理解していたり、使用方法を熟知している人の方が、調査成功率が高くなる傾向があります。
集中力や辛抱強さ
浮気調査の様に尾行・張り込みを主とする調査の場合はいついかなる時も集中力を切らしてはなりません。
ふとした瞬間が決定的な証拠となりうるため、常に調査対象者を行動を見ておく必要があります。
したがって高い集中力が依頼遂行に関して重要であり、何も起こらなさそうであるからと言って集中を切らしてしまうと決定的な瞬間にシャッターを切れなかったなどの失敗例もございます。
集中を切らさないためにも辛抱強さも併せて必要となり、1日中張り込んでも証拠が出ないといったことも多々ありますので、必ず証拠を掴む!といった辛抱強さも探偵には必要です。
文章をまとめる能力
探偵の仕事は、調査対象者の動向をチェックし証拠写真を撮影して終わりではありません。
調査結果報告書というものを作成しご依頼主様にお渡しするところまでが探偵の仕事となります。
探偵による調査結果報告書は、裁判等では大きな証拠となる重要な書類なので、証拠を掴んだ際の調査対象者の行動や、身の回りの状況、日時などを正確に文章としてまとめなければ取り合ってもらえないケースもございます。
したがって、カメラなどの機材の扱いに長け、辛抱強く集中力が高いだけではご依頼主様に満足してもらえる「プロの探偵」にはなれないという事です。
探偵になるためのスキルを身に着けるためには?
もしあなたが探偵を目指しているというのであれば上記の様なスキルを身に付けなければなりません。
しかし簡単なことではありませんし、どこからがプロとして通用するのか、どうすれば信頼され依頼を貰う事ができるようになるのか自分自身では判断ができませんよね。
ここからは探偵としての必須スキルを身に着けるための方法を一部ご紹介します。
探偵学校に通う
日本にはたくさん探偵学校がありますが、探偵の資格を取得できるのはcif探偵学校のみとなります。
独立開業を目指してるようであればcif探偵学校を卒業し探偵の資格を取得することで、認定証も貰えるので探偵として箔が付くでしょう。
実際に探偵事務所で働く
「百聞は一見に如かず」という言葉もあるように、座学で勉強したり実技試験を突破するだけでは実際の現場の緊張感は経験できません。
従業員や、探偵を募集している探偵事務所も数多く存在していますので思い切って探偵事務所で修業を積むといった方法が遠いようで一番の近道になると思います。
プロの探偵の仕事を生で見られる機会は人生においてそう多くはありません。
あなたが本気でプロを目指しているようでしたら、探偵事務所の門をたたいてみてはいかがでしょうか。
年々増加傾向のにある探偵事務所だが…
冒頭にも紹介したように探偵事務所は年々増加しており、6355社ありますが多いように見えて実は少ないのです。
日本全国の飲食店は144万軒、弁護士事務所は2019年時点で17,252軒というように、探偵事務所がいかに少ないか分かるかと思います。
しかし2020年の調べでは不倫の発生件数が2万9千件とも言われており、浮気調査を依頼したくてもできないケースもあるようです。
全国に探偵が増えることにより、不倫をしている世の中の人の抑止力となり少しでも不倫に悩まされている方が減っていくことを願いたいと思います。