【男女別】ストーカーになりやすい人の特徴
- 2022-11-9
- 悩み事
皆さんはストーカーの特徴についてご存知でしょうか。
ストーカーの特徴についてある程度の理解を持っている場合と持っていない場合では、リスクを回避できる可能性が圧倒的に変わってきます。
身の回りの人に、今回ご紹介する特徴に当てはまる方が居れば、警戒心を高く持ち、自分を守るための対策を早めに施しましょう。
また、実際にストーカーにあってしまった際の対処法についても別記事で紹介しておりますので、是非そちらもご覧ください。
ストーカーの心理について
まずはストーカーの心理について解説いたします。
ストーカーは大前提として、対象者のことを「好きすぎている」ということを理解しておきましょう。好きすぎるあまり、対象者のすべてを知りたくなり、執拗に追いかけます。そのためプライバシーはおろかSNSや対象者の交友関係、家族構成等、すべて把握しようとします。
そして、このような行動が「相手に嫌がられていない」と勘違いしていることもポイントです。ストーカーの中にはむしろ「好まれている」とさえ感じている人も居るようです。自分の気持ちを最優先するため、ストーカー行為がどんどんエスカレートしてしまいます。そして、自分の行動に対しての「お返し」がないと憤慨し、怒り狂ってしまうのです。
また警視庁のデータによると、20代~30代の「元交際相手」がストーカーになっているケースが非常に多いと言われています。交際が終了してからでも盗聴器をしかけたり、追いかけ回したりと、執着している人が多いため定期的に確認しましょう。
男性でストーカーになりやすい人の特徴
男性でストーカーになりやすい人の特徴としては以下の4つがあげられます。
嫉妬深い
ストーカーは対象者を「自分のものにしたい」という思いが異様に高く、自分の邪魔をする人がいれば、例えそれが家族や友人であったとしても、矛先をそちらに向け、かなり嫉妬深いタイプのストーカーであれば最悪の場合、「殺人」事件にまで発展してしまいます。
交友関係が狭い
交友関係が狭い場合、自分以外の価値観と触れる機会が全くないため、視野が狭く自分の考えが「間違っている」と認識しづらくなってしまいます。そのためストーカーの心理である「自分の気持ちを最優先」するということに繋がり、エスカレートする原因であると言えます。
また、交友関係だけではなく恋愛経験の多さでも同じことが言えるでしょう。「相手の気持ちを考える」ということが重要な恋愛をしていないため、価値観が広がることはありません。もちろんすべての人が同じではありませんが、警戒心を上げるためのポイントにはなりそうです。
自己愛が強い
自己愛が強いということは、単に「自分への愛が強い」というだけではなく、「他人は関係なく、自分のすることが正しい」という考えや「自分以外はどうでもいい」という極端な考えを持つことを指します。そのため、ストーカー行為をしていて対象者が拒否反応や逃げるという行為を行ったとしても、執拗にストーカー行為を繰り返します。先述いたしましたが、ストーカーは対象者を好きすぎるあまり「自分のもの」にするまで、異様なほどの執着心を持ち、こだわり続けるため、エスカレートする前の早めの対応が必要であると言えます。
自己肯定感が低い
「自己愛が強い=自己肯定感も高い」と考えている方も多いでしょうが、実は自己肯定感が低い人がストーカーになりやすいのです。自己愛が強い反面で自己肯定感が低いというギャップで「ストーカー」が生まれていると言えるかもしれません。
仮に自己肯定感が高い人だと、相手からの拒否反応があった際に「自分の価値をわからない人」と考え、別の人を探しに行くでしょう。しかしストーカーは自己肯定感が低いため「自分の価値を理解してもらいたい」「自分はこんなに好きなのだとわかってもらいたい」と考えます。そのためストーカー行為が執拗で、どんどんエスカレートしてしまうのです。
女性でストーカーになりやすい人の特徴
近年では女性のストーカーも増加傾向にあるため、男性の方でも「関係ない」と考えず、是非チェックしておきましょう。
女性でストーカーになりやすい人の特徴としては以下の2つがあげられます。
妄想が激しい
女性のストーカーによくある傾向なのですが、「いつも私を見てくれている」「あの人は私のことを絶対に大切に思ってくれている」と、勝手に強い妄想・思い込みをしてしまいます。そのため、対象者と自分以外の別の人が絡んでいるところを見ているだけで「裏切られた」と言ったり、特に交際関係に発展していない状態でも「浮気された」と感じてしまったりします。そして過激な行動や言動に発展してしまうのです。
独占欲が強い
独占欲が強いことも特徴に上げられます。
女性のストーカーの中でも「対象者(男性)がモテるタイプ」の場合、「私が彼にとっての一番」ということをアピールしたがります。そのためストーカー行為を行い、他の人は持っていないプライベートな情報を取得したり、自宅に押し掛けたりしてしまうのです。このような点では男性のストーカーとあまり大差が無いと言えます。
ストーカー対策
皆さんは実際にストーカーにあった際の対策を既に実施しているでしょうか。
ストーカー対策には様々な方法があり、近年では「すぐに簡単に、大きな音が鳴る」防犯ブザーや自宅用の監視カメラ等、多種多様なアイテムも販売されています。しかし、ストーカー対策で最も重要なポイントは、「自分の安全を確実に確保できるような環境をつくること」です。
仮に防犯ブザーを持っていたとしても、人が全く通らない道でストーカー行為にあってしまった際に、自分を助けてくれる人がいないため、とても危険であると言えます。
しかし、事前に「自分の安全を確実に確保できるような環境」を作っておくことで、危険性を抑えることができます。
例えば、「会社~駅までの間でストーカー行為にあった際には○○さんの家に押し掛ける」や「自宅~最寄り駅までの間でストーカー行為にあった際には□□さんに電話してすぐに来てもらう」などがあります。
こちらの「実際にストーカーにあった際の対処法」については下記記事でご紹介しておりますので、是非こちらもご覧ください。
まとめ
今回は「ストーカーになりやすい人の特徴」について男女別に解説しました。
もし仮に身の回りの人で、今回の特徴に当てはまるような人が居れば、明確な拒否反応を示すだけでなく、自分の安全を確実に確保できるような環境をつくることを意識しましょう。
ストーカー行為は1人で解決することはとても難しく、安全にストーカーを回避し続けることは確実に不可能です。そのため、ストーカーの被害にあった際には真っ先に身の回りの人や所属している会社・組織に相談しましょう。またプロの探偵に依頼を行い、ストーカーを的確に調査してもらうことも検討しましょう。
私たちトラスト・アイ総合探偵事務所では、そのようなストーカー被害の依頼に関する実績を多数、公開しております。ご相談からでも問題ございませんので、お気軽にお問い合わせください。